PHIVEのデスクライトを買いました

PHIVEのデスクライトヒーローイメージ

PHIVEのデスクライトを導入しました

前段:テレワーク環境で気になることが出てきた

世間的にテレワークがはじまってしばらく、ご自宅で仕事をされている皆さんは職場と違う環境での仕事にはもう慣れましたか?

 

私は自宅で長時間作業していると気になることがいくつか出てきました。

 

中でも意外と気になったのが、自宅の作業部屋が暗いこと、6畳の部屋に対し8畳向けのシーリングライトを付けていますが、元々が2万円以下の安いものだったこともあり、職場の天井に張り巡らされたライト群に比べると光の周りが弱いことは言うまでもなくおわかりいただけることでしょう。

 

「なんだか仕事をするには暗くて気持ちが乗らないな、慣れるだろうか」と思ったまま1週間が過ぎ、2週間が過ぎた頃でしょうか、自分の気持ちを正直に認める事にしました。

 

「暗くて集中出来ない!」

 

元々小さなストレスではあったのですが、一度気になり始めると気になり続ける難儀な性格なのです、この状況が続いてしまうと生産性はもちろん、自分の心理的にもよくないことは経験的明らかだったため、この問題に向き合う事にしました。

 

検討、デスクライト

ライト選定の条件は4つ

  1. 明るいこと
  2. 大きいこと
  3. オシャレであること
  4. お財布にやさしいこと

 

1. 明るいこと

問題の根本は作業デスクが暗いことなのでこれが解決しなければ話になりません。

JIS規格で推奨されるオフィスの机上の明るさは750ルクス以上とのこと、当然のこと光源から離れるほど明るさは減衰していきますので、1000ルクス以上は合ったほうが良さそうだとあたりをつけました。

 

2. 大きいこと

私が使っているデスクはfantoni GXというワーキングデスクの天板サイズが幅160cm、奥行き80cmのモデルです。

デュアルディスプレイにしたり、本を広げたり、小さい机を使っていた時に不便な思いをしたため、大きな物を使うようにしてからは快適に作業が出来るようになったのですが後ほどこれが仇になるのでした……

 

3. オシャレであること

見た目は気に入るに越したことはないですよね、これもデスクの大きさが仇とななります。

せっかく大きな机を使っているので出来ることであればデスクの上に置くタイプは避けてクランプ式などにしたいという思いもありました。

 

4. お財布にやさしいこと

小市民なので、気に入った物があったとしてもお値段がどうしても選定基準に入ってきてしまいます、給付金5000兆円欲しいですよね。

 

肝心のライトのレビューが遠ざかるので駆け足で行きますが、色々調べた結果、私が利用している160cm×80cmなどという常軌を逸した大きさのデスク全体を明るく照らせるライトはほぼなく、そもそも選べない事が分かったのです……個人的な買い物の醍醐味である比較検討が一瞬にして終了してしまい、その結果、候補として上がったのは下記の2機種でした。

 

BenQ ScreenBar Plus

BenQ ScreenBar Plus

BenQ ScreenBar Plus

お値段は検討当時たしか8000円ほど、ディスプレイの上部に設置でき、USBから給電、ディスプレイに光が写り込まないように配光の角度が設計されているなどの特徴があり、こちらを2つ買ってデュアルディスプレイにそれぞれ設置するのを検討しましたが、USB給電の都合か500ルクスまでと希望する手元の明るさ750ルクスには足りなかったため検討のみになりました。

 

PHIVE デスクライト

PHIVE デスクライト

PHIVE デスクライト

お値段9000円弱、長めで柔軟に曲げることが出来る本体、2200ルクスもの明るさ、ディスプレイに写り込まない配光、演色性(色の自然さ)が85(太陽が100)、そしてなにより特筆すべきはそのセード(傘)の大きさ!驚きの80cm!配光範囲は180cm!

正直に言うと聞いたこともないメーカーでググってみた感じどうやらamazonでしか流通していない業者のようだったのですが、かつてのAnkerやAUKEYもそんなだったような気がしてきたので「ままよ!」と注文、翌日には早速届きました。

 

PHIVE デスクライトの使用感

おまたせしてしまってすみませんでした、ようやく使用感の話です。

 

とはいえ、明かりをオンオフして色を変えて明るさを変える機能のアイテムなので、小難しい話は出てきませんし、結論を言ってしまえばこのライトは大当たりでしたのでどうか明るい気持ちでご覧になってください。

 

PHIVEデスクライトの同梱物

PHIVEデスクライトの同梱物

コンパクトな梱包に、LEDが埋まったセード、クランプと一体になった本体部、電源用のACアダプタ、そしてネジと組み立て用の六角レンチも付いていました。

PHIVEデスクライトのセード部分

PHIVEデスクライトのセード部分

お値段も高いとは言い難いですし、質感には期待していなかったのですが、高級とは言い難いものの、安っぽさは感じません、正直に言うと想像よりはかなりいい質感です。

 

組み立ては1分で出来ます

組み立ては1分で出来ます

組み立ては至ってかんたん、差し込んで細い六角レンチでネジを止めるだけです。

セードの裏にあるLEDのディフューザー部を覗き込んでもLEDの球も見えず、中々悪くない印象です。

本体は手触りの良い、タブレットペンの持ち手の様なシリコンで出来ているため、静電気でホコリを吸いけていますが、さっと拭けば落とすことが出来ます。

 

デスクの後ろ側にクランプで組み付けて設置完了

デスクの後ろ側にクランプで組み付けて設置完了

本体が大きいため、クランプでの組付けには若干気を使いますが、大きな問題はないでしょう。

我が家の環境は27インチモニタと23.8インチモニタの組み合わせですが、セード部がとても大きい事がおわかりいただけることでしょうか。

 

6200K 明るさ1段階目

6200K 明るさ1段階目

一番白く見える昼白色の光に設定して、5段階調整出来る明るさの1段階目20%の強さにするとこれぐらいの明るさですデスクの天板やキーボードのキーの色が変わっているのがおわかりになるでしょうか。

 

6200K 明るさ3段階目

6200K 明るさ3段階目

明るさを60%まであげてみました、デスクの天板がはっきり白くなってきました、配光のバランスの参考にもなるのではないでしょうか、2200ルクスの60%だとすれば1320ルクスですので、JIS規格が推奨するデスクの明るさ750ルクスを大きく越えており、勉強や読書にもまったく問題ない明るさです。

6200K 明るさ5段階目

6200K 明るさ5段階目

明るさ最大、2200ルクスの状態です、夜間ですと正直明るすぎる印象ですが、日が出ている内はカーテンを開けていてもさらに明るく照らしてくれるため、影になる部分がなく非常に便利です。

 

4200K 明るさ5段階目

5200K 明るさ5段階目

 少し暖色に寄せてみました、昼光色と呼ばれる比較的自然な印象を受ける色です。

電源のオンオフや色味や明るさの変更に使うセードについたタッチセンサーも良好な使用感で非常に使いやすいです。

 

5200K 明るさ5段階目

4200K 明るさ5段階目

説明では電球色と書かれていましたがもう少し白よりですね。

本体が長めなので、27インチディスプレイの上からでも余裕を持って照らすことが出来ています。

 

3200K 明るさ5段階目

3200K 明るさ5段階目

このライトの一番暖かい色味になります、夜間に読書等をする際にはシーリングライトを消していてもこれだけで十分な明るさがあります、逆に言うと一番暗くしても440ルクスと下手なデスクライトの最大に近い明るさがあるため、暗めが好きな方には合わないかもしれませんが、個人的にはとても気に入っています。

 

購入から3週間ほどが経ちましたが、これと言って気になる点やLEDライトでたまに話題になる駆動音などもせず、非常に快適に利用できています。

 

今後故障などがないとは言い切れませんが、今の所環境改善としては大成功だったと感じていますし、何より、この価格でこの大きさと明るさを得られるのはコストパフォーマンスに優れていると言って間違いないと思います。

 

手元が暗いと感じる方はご検討なさってみてはいかがでしょうか、まだ新興メーカーかとは思いますが『PHIVEのデスクライト』オススメです。