GIANT TCR ADVANCED PRO DISC SEが納車されました。
GIANT TCR ADVANCED PRO DISC SEが納車されました。
経緯
この2,3年、新バイクを探して色々検討を重ねていたのですが、今回上げていた下記の要件が中々埋まらず弱りきっていました。
1. サイズが合っている
当たり前のことなのですが、僕は比較的低身長な事もありそもそもサイズが存在しないメーカーやフレームが非常に多く、最初の段階である程度フレームが絞り込まれてしまいます。
2. カラーが気に入っている
最初のロードバイクを選ぶ時によく聞く言葉ですね。
前のロードバイクよりも気に入ったペイントだと良いなぁぐらいのニュアンスではあるのですが、前項の「サイズがあるフレーム×気に入った色」という掛け合わせが選定を難航させました。
3. ディスクブレーキにしてみたい
一部ではリムだディスクだという話があるようですが、僕自身はホビーサイクリストで競技もやらないサイクリストのため「乗っていて安全で楽しければ大丈夫」という考え方です。
ディスクブレーキ対応のフレームはいずれもリムブレーキの物よりも重量が重く、価格が高い傾向がある上、比較的有名なフレームでもまだラインナップがない事がありこれも選択の幅を狭めました。
メンテナンス性が気にならないと言えば嘘になりますが、短時間の試乗ではなく、丸一日乗ったらどうなのかな?という好奇心が勝ちました。
4. 反応がそこそこ良いフレームが欲しい
「ロードバイクだし、そもそも自転車ならペダルを踏んだら進むでしょ!」というお声はご尤もなのですが、一口にロードバイクと言っても色々な種類があるのは皆さんも御存知の通りです。
僕がこれまで乗っていたのは身体に優しいエンデュランス用のフレーム「ANCHOR RL-8 2013」、東京から新潟まで走っていったり、東京湾を一周したり、色々な思い出もあり、とても気に入っていますが、だからこそ、エンデュランスはこれで良しとして他のジャンルのフレームも乗ってみたいな、と思った訳です。
5. ホイールもそれなりに軽いと嬉しい
前のロードには「WH-9000-C24-CR」という前後で1400gぐらいのホイールを付けていました、お楽しみサイクリングとしてですが、山とかにも行ったりするので疲れないようにあんまり重くならないと良いなぁというニュアンスです。
完成車に付いているホイールはコスパが良い傾向がある事をしっていたので、ミドルグレードぐらいのホイールがついているモデルを中心に探しました。
6. 出来ればパワーメーターを付けたい
お恥ずかしい話なのですが、昨年派手に落車して左足を骨折してしまい、筋力がまだまだ戻っていません、このリハビリの補助としてパワーメーターがあると良いなぁという理由です。
7. ボトルホルダーからボトルを抜きやすくしたい
小さいフレームに乗っている人にしかわからない話題なのですが、小さいフレームはボトルケージからボトルを抜こうとするとトップチューブにボトルがあたってしまうため、地味に苦労します、出来ればこの問題もないといいなぁと。
発見
そんな事を考えながら自転車を検討する日々が長く続いたある日、下記の記事を発見しました。
サイズがあるTRC ADVANCED PRO、ディスクブレーキ、ホイールは42mmハイトで前後1466g、パワーメーターも標準装備、後はフレームの乗り心地と、「カメレオンブルー」という不思議なカラーと、ボトルの抜きやすさ、こればかりは現物を見てみないと……と思い、すぐさま何件かのお店に電話してみると展示しているという店舗さんが見つかりました。
現物との出会い
フレームの色味は好みがありそうですがこれはこれで面白いと感じたので個人的には「ありよりのあり!」(via おけまる)
気になる乗り味についてはリムブレーキモデルのTCR ADVANCED PRO 1を試乗車でお借りできたので30分ほど乗ってみました。
プロモデルほどの漕ぎ出しの軽さや、ハンドリングの軽快さ、ラインのトレース感はないものの、それは短時間なら良いという話で、僕の様なホビーサイクリストがそこまで反応が良いバイクに乗ってしまうと100kmも行かない内に身体へのダメージにやられてしまうので「今のフレームよりも硬くて反応が良く、硬すぎない、完璧!」という感想に相成りました。
心配していたボトルケージについても店頭で近いサイズのフレームにボトルを近づけて確認させていただいた所、しっかりと余裕がありそう。
しかしこのフレームのキラキラとして青系で少し紫が見えて……この感じどことなく既視感が……
「この自転車、穏やかじゃないのでください」
かくしてこの度納車と相成ったのでした。
が、納車日が雨だったため、まだあまり乗れておりませんで……実車に乗った印象などはまたこれから追々書いて行きたいと思います。